投稿日時:2017年7月23日 カテゴリー:コラム
当サイトでは、作詞家、作曲家のオーディションを随時受け付けており、育成力に特化しているので「荒削りでも」構いません。と以前は記載していました。
実際、音楽業界未経験者の若手作曲家を育成し、早々に採用が生まれました。
しかし、作詞家志望者は、荒削り過ぎる方が非常に多いです。
これは、応募者が主観で自己評価しているからでしょう。
自分では、「設定、内容、メッセージ」を認識して書いているので、「作詞センスあるかも!」「良い歌詞書けた!」って思いやすいのです。
しかし、リスナーには全く伝わらないレベルで書かれていることが大半です。
現実、弊社スクールの作詞の生徒の方が良い歌詞を書いています。
理由は単純で、ちゃんと勉強しているからです。作詞家契約に至る率も非常に高いです。
作曲家志望者は
- 高いお金で機材を買う。
- 音楽学校で勉強したり子供の頃から音楽やっている人が大半。
- その分覚悟や「好き」という想いが強い。
というのが一般的です。時間とお金を膨大に費やしています。
しかし、それでも挫けてしまう人が多いのがプロの世界。
一方、作詞家志望者は、
- 機材が不要。
- 勉強しなければ授業料も不要。
- 幼少からお稽古で作詞をやっていた人は日本にはほぼない。
- その分覚悟も「好き」という想いも弱い。
作曲家志望者との温度差を強く感じます。
「作曲家志望者くらい自分に覚悟があるか?努力しているか?」とご想像ください。
前述の通り、膨大にお金と時間を費やした作曲家志望者でさえ挫けてしまうのがプロの世界だからです。
毎日ご応募が届くのはありがたいのですが、このような理由により、現在ではメジャー実績のある方とスクールの優秀者のみと契約しております。
ご了承くださいませ。