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スクールの誇大広告「デビュー」に注意

投稿日時:2017年2月15日 カテゴリー:コラム

スクールには、他のスクールで詐欺のような被害にあった人が多く通っています。
被害報告を聞きHPを見ると、その手のスクールの特徴はシンプル。

「デビューのチャンス」を過剰に売りにしていること。特に「歌手デビュー」。

インディーズアーティスト系の事務所のHPだと「CDデビュー」「全国CDデビュー」も多いです。
音楽業界の詐欺やそれと判断できる誇大広告は昔から「デビュー」です。
当スクールページでも「デビュー」は使用していますが、1回だけです。
プロ志向の人への説明として、最低限必要だからです。
生徒が被害を受けた某スクールでは、TOPページで10回以上使用。他のページでも多数使用しているので異常な数です。
本質を見抜く人には逆効果ですが、騙せる人だけをターゲットにしているので、ビジネスとして成立するのです。

■被害に合わない方法■

常識で考えましょう。下記ご覧ください。

  • 定期的にレコード会社のスタッフに向けたオーディションがあります!
  • オーディション費用は一切無料!
  • 業界への確かなコネクションで強力にバックアップ!

これを見た現役プロ音楽家は「ん〜?」となります。なぜなら、

  • それで合格する人は普通に応募したオーディションで合格します。
  • そもそも、オーディションは無料が普通。
  • 更にそもそも、講師がプロの音楽家なら、実力ある生徒にレコード会社や仕事を紹介します(プロの音楽家は当然コネクションを持っている)。

講師がプロなら、前述の宣伝内容を全てクリアします。
外国の音楽学校では、「この先生がいるからこの学校に通う」というのが普通ですが、日本人は違います。
スクールのHPを見て、「なんか凄そう、ちゃんとしてそう、オーディションもあるんだ〜」となります。
日本人の悪いクセです。本質は下記のみ。

「スクールが講師の存在を超える事はありません」。

講師あってのスクールです。
誇大広告のスクールほど講師の質が低いです。
宣伝にお金をかけたり利益重視なので、良い講師を雇うお金がないのです。
よく「特別顧問の◯◯さん」「第一線で活躍するプロと連携しながら」などありますが、「特別顧問?、連携?」
つまり「常勤講師はプロではない」がこの文言の本質。
芸能人の名前貸しに近く、実際教えるのはプロ未満、実績のないセミプロ。
しかし料金は高い。当スクールの倍あるところも…
高い理由も、利益重視と経費回収(宣伝にお金をかけたので)。

集客の為の誇大広告。

宣伝にお金をかける。

利益を生むが、生徒が質の低さに気づき辞める。

しかし次の生徒が騙され入会するので運営できる。

王道の仕組みですが、時代の流れを考えると、このビジネスは近い将来終わります。
理由は長くなるので1つだけ挙げますと、実力がないとデビューできない今日では、そもそも育成力のないスクールは淘汰されるからです。

また、デビューのことばかりで、講師情報がないところも…
「コース詳細」を見ると、レッスン内容や講師ではなく、生徒のデビュー情報を載せていたり、完全に本質にズレていました。
そもそも、デビューした生徒は何年通ったのか?。誰が教えたのか?。
すぐ辞めたり、特別良いレッスンはせず、生徒の力のみでデビューしたのに、宣伝の為勝手に使っていることが実は多いです。

デビューしたくて勉強する気持ちはもちろん理解できます。僕もそうでした。

しかし、「適切な勉強」の先にデビューがあることを忘れないでください。
オーディションに捉われ過ぎて失敗する人が後を絶ちません。

コラム「作詞家オーディション」でも書きましたが、応募者からはまだ誰も採用していません。
しかし、作詞レッスンしている生徒の約30%とマネジメント契約に至る流れです。
プロ志向以外の生徒も含めた総数の30%なので非常に高い率です。
なぜなら、プロ直伝のレッスンを生徒が真面目に受けているからです。

「デビュー」の誇大広告に惑わされないでください。
そして、時間もお金も有限。大切に使いましょう。

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