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ブログとコラム

音楽業界の詐欺「制作費編」

投稿日時:2015年4月26日 カテゴリー:コラム

音楽業界にも詐欺があり、特にインディーズ業界に多いです。
今回は法外な制作費をアーティストに背負わせる業者についてご説明します。

<なぜ騙されてしまうのか?>
業界や制作に無縁だと正当な制作費は分からないので、「35万です」「50万です」と言われても、「そういうものなんだ」と思い易いですよね。
制作費は、楽曲制作、CDプレス、配信、ジャケットデザイン等、業者により様々。しかし、楽曲を自作するアーティストからも同額を取る事も。
要はジャケットデザイン、プレス、配信費等だけですね。

  • プレスはアルバムでも10万前後(インディーズなので1000枚以下で計算)。
  • ジャケデザインは個人でプロのカメラマンやデザイナーに頼んでも、1万~数万でも可。
  • 配信は大手サイトtunecoreでアルバムでも約5千。

仮で合計15万とします。
企業が利益分を見据えたとしても、相手が個人なので、差額20万以上は過剰請求 or 架空請求と言えるでしょう。
しかし、請求書を見てもどれが架空か初心者には分からなく、分かった頃には契約書にサインしていたという事も。
ちなみに、ここに楽曲制作費も含む場合、非常に低品質になる場合が大半。低予算で未熟なクリエイターに外注するからです。
また、「全国デビュー」という謳い文句についても勘違いしている人が多いです。

夢見る卵、苦しい下積み状態の人は藁をも掴みたいのは当然。真面目で必死だからこそ悲しい結末になるのが非常に残念です。

 

<解決方は何より事前対策>
まずは下記をチェック。

  1. 社長なり責任者の人物像や経歴が見えない。
  2. 会社 or 責任者 or 所属者の誰一人として大きな実績・仕事を経験していない。
  3. デビューさせます!などの夢をくすぐる謳い文句が強調されている。

1番は特に注意。2番は新規参入なだけかもしれないので一概に言えませんが、1番に通ずる点があります。
それは、「検索で出てこない程度の人は詐欺をする上でのリスクがない」。
例えば、メジャー案件を請ける人はイメージがありますし、人物像が晒されているので悪い事はしづらい。
そもそも、正攻法で利益を得るスキルを持っているので詐欺をする必要もありません。
詐欺被害者の相談を多数受けてきましたが、詐欺業者の共通点が前述の3つ全てでした。

感受性が強いのは良い事、しかし、感情的なだけでは音楽活動は出来ません。
甘い誘い文句や「会社だから安心だ」ではなく、本質を見る努力は大切。目が肥えていなくてもその努力で見えるものがあるはずです。
迷ったら友人や家族、音楽仲間にその会社や団体のHPを見せて意見を聞くなり、出来る事を1つ1つしてみましょう

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