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ブログとコラム

「メジャーデビュー」には本物と偽物、2種類ある

投稿日時:2015年6月13日 カテゴリー:コラム

メジャーの定義は、一般の方の認識している事実と違います。
その為、「えっ!ならあれメジャーじゃないよね?」と思う方もいるでしょう。
まずメジャーの定義を説明します。

<会員制度>
メジャーの定義は複雑ですが、1つは「日本レコード協会の会員か否か」。
会員は3種類。

  • 正会員
  • 準会員
  • 賛助会員

どのレコード会社がどれで、と書くと大変なので省きますが、正会員以外はメジャーではないと言うわけではありません。他2つにも有名会社は属しているからです。
結局メジャーって何?となりますが、もう1つの基準が分かり易いので説明します。

<流通方法>
各CD店舗等へ出荷する時、大半はジャレードか日本レコードセンター株式会社に預けられます。
上記を使えばメジャー、使わなければインディーズと呼ばれます。
裏を返せば、「インディーズもメジャー流通を使えばメジャーになる」
これが一般の方の認識と違う事実。
一般の方のメジャーとは、「売れている・メジャーレコード会社所属・お金は全て会社が出している」ではないでしょうか?

制作がインディーズ会社(アーティストが自腹の事も)で流通がメジャー会社。実際よくあります。ヒットを出すインディーズ会社も。
しかし、質が低いのに「メジャーデビュー」という存在やコピーも生まれます。これは地方メディアでよく見られます。
あえてインディーズを選ぶアーティストもいますが、メジャーデビュー!に捉われる人が未だに非常に多いです。力がなければ終わる。この事実は絶対です。
「メジャー会社の宣伝が上手くいけば」と考えてはいけません。魅力がなければ宣伝できず、もしできても売れませんよね。力をつけてメジャーへ行くしかありません。少なくともそう思えない音楽家は甘いので、いずれにしろ未来は険しいです。

目的はデビューではないですよね?自己表現や尚かつそれを大勢に届けたいという事ですよね?
想像ですが、前述の形のメジャーデビューで売れず終わったアーティストは、非常に虚しい気持ちなのかなと。メジャーデビューって何だったのかな?と。
つまり、音楽家にとってメジャーか否かはどうでもいいのだから、メジャーの本物と偽物、それは世間が決めた事が正解なのでしょうね。
世間は正直、とよく言います。
「世間が認知するメジャー」が何よりものメジャーの定義と言えるのかもしれません。

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